『人生とは何か』とよく問われます。
管理人ラボ的には『人生とは人が生まれてから死ぬまでにしたこと』と考えています。
人生とはただ単に『人が生まれてから死ぬまでにしたこと』のことだと思います。
これが、『生きる意味とは何か』とか『何のために生まれてきたのか』という問いになると、また、話しは変わります。
『生きる意味』は人が信じるものによって変わります。
- 仏教を信じている人は、仏教の生きる意味を信じるでしょう。
- キリスト教を信じている人は、キリスト教の生きる意味を信じるでしょう。
- 尊敬する人がいる人は、尊敬する人が信じていた生きる意味を信じるでしょう。
- このように考えると、自分を信じて他人を信じない人は、自分の生きる意味が見つけられないかも知れません。
ですので、『生きる意味とは何か』と問われたときは、『ラボが個人的に信じている生きる目的』についてお答えします。
ただ、『人生とは何か』と問われたときは、『人生とは人が生まれてから死ぬまでにしたこと』と答えます。
≪人生とは≫
人生とは何か | 人は何のために生まれてきたのか | 生きる意味とは |
・人生とは人が生まれてから死ぬまでにしたこと | ・人が信じるものによって違う ・人が生まれた目的は人によって違う |
・人が信じるものによって違う ・生きる意味は人によって違う |
≪生きる意味の見つけ方≫
- 生きる意味が見つからない原因は尊敬する人がいないからです。
- 尊敬する人がいれば、その人が信じていた生きる意味を、自分の生きる意味にすると思います。
- 生きる意味を知りたいときは、自分が尊敬する人を見つけて、尊敬する人が何のために生きていたのかを知ることが大事です。
『人生とは何か』を知る方法|何のために生まれてきたのか
『人生とは生まれてから死ぬまでにしたこと』です。
『生まれてから死ぬまでにしたこと(=人生)』は一人一人違います。
ですので、本当の意味で『人生とは何か』を知るためには、多くの人の人生を知る必要があります。
人は何かを信じているからこそ、人生で何かを行います。
『人が信じているもの』が、その人にとっての『生きる意味』になるのですね。
そして、『その人が信じる生きる意味に向かって過ごした時間』が『その人の人生』になるのです。
人生とは何かをお話ししてきました。
人生とは『人が生まれてから死ぬまでに何をしたのか』ただそれだけのことですが、その人生の中身は一人一人違います。
ですので、本当の意味での『人生とは何か』を知るためには、その人その人が『何を信じて死ぬまでに生きてきたのか』を知る必要があるのです。
管理人ラボは多くの人の人生を知るように努力しています。
多くの人の人生を知ることにより、『一人一人違う人生の共通点』を見つけることができるようになります。
そして、いろいろな人の人生の共通点を見つけることにより、
「人生とはこのようなものなんだな」
と、なんとなく『人生とは何か』を実感をもって理解できるようになります。
『人生とは何か』を本気で知りたいときは、伝記などで多くの方の人生を知る努力をしてください。
- 人生とは何か
- 生きる意味は何か
- 何のために生きているのか
以上のことを本気で理解するためには、多くの人の人生を知るしかないのです。
本屋に行けば、『人生とは何か』『生きる目的は何か』『何のために生まれてきたのか』といった本はいろいろあると思います。
それらの本に書いてある『人生とは何か』『生きる目的は何か』『何のために生まれてきたのか』に納得できれば、それでいいと思います。
しかし、それらの本を読んでも納得できないからこそ、
いままで、『人生とは何か』『生きる目的は何か』『何のために生まれてきたのか』ということを、ずっと探し続けてるのではないのでしょうか。
同じことの繰り返しになりますが、
本当の意味で『人生とは何か』を知るためには、自分でいろいろな人の人生を知るしかないのです。
いろいろな人の人生を知ることにより人生の共通点が分かってきます。
そして、その人その人の『人生を生きる上で信じていたもの=生きる意味』も理解できるようになります。
仏教を信じていた人は、生きる意味が仏教にあったと思いますし、
キリスト教を信じていた人は、生きる意味がキリスト教にあったと思います。
尊敬する人がいた場合には、『尊敬する人の信じるもの』を、その人の『生きる目的や生きる意味』にしていたと思います。
このように、その人の人生を知ることによって、その人の『生きる意味』や『何のために生まれてきたのか』が分かるようになるのです。
そして、『その人の生きる意味や目的』を知ることによって、『その人が人生で何をしようとしていたのか』が、より良く分かるようになります。
人生とは何かを知るためには本がおすすめ
『人生とは何か』を知りたいときは、多くの方の『生まれてから死ぬまでに何をしたのか=人生』を本で読むのがおすすめです。
ラボは『人生とは何か』『生きる目的は何か』『人は何のために生きているのか』を知るために、気になった本をたくさん読んできました。
本のいいところは、『尊敬する方の生まれてから亡くなるまでに何をされたのかが良く分かる点』にあります。
- 人生とは何か…
- 生きる意味とは何か…
- 何のために生きているのか…
自分は何のために生きているのかを本気で知りたいときは、10年20年30年という長い時間をかけて、多くの人の人生を学んでください。
そうすれば、人生の最後に、『人生とは何か』が分かるのではないかと思います。
人生とは何か|ラボのおすすめの本
ここからは、管理人ラボが『読んで良かった』と思った本をご紹介していきます。
『人生とは何か』を知りたいけど、どんな本を読んのか分からないときは、管理人ラボが読んできた本を読んでほしいと思います。
以下にご紹介する本を読めば、
- みんな大変な人生を送ってるんだな…
- 自分は恵まれてるかも…
- これから本気で生きていこう…
と思ってもらえると思います。
≪「人生とは何か」を知りたい方におすすめの本≫
- 100歳時代を生き抜く力(昇地三郎さん)
- 100歳ずっと必要とされる人(福井福太郎さん)
- 学問のすすめ(橋本武さん)
- 詳細はこちら
≪人生をまじめに考えるきっかけになる本≫
- 後悔しない死の迎え方(後閑愛実さん)
- 死にゆく人の心に寄り添う(玉置妙憂さん)
- 死をどう生きたか(日野原重明さん)
- 看取り先生の遺言(奥野修二さん)
- 詳細はこちら
「人生とは何か」を知りたい方におすすめの本
ここでは、100歳を越えた方がどのような人生を送ってこられたかを知ることができる本をご紹介していきます。
- 100歳を越えた方がどのような人生を送ってこられたのか?
- 100歳に到達して得ることができる知見とは
このようなことを知ることにより、自分の人生をいい方向に持っていけるのではないかと思います。
100歳時代を生き抜く力(昇地三郎さん)
昇地三郎さんは管理人ラボが尊敬する方です。
『100歳時代を生き抜く力』は昇地三郎が104歳のときに書かれた本です。
「どうすれば困難に負けずに明るく元気で過ごしていけるのか?」の参考になる本だと思います。
ぜひ、読んでみてください。
≪100歳時代を生き抜く力 より≫
私の人生は、逆境と試練で固められた人生といっても過言ではありません。
…「逆境を乗り越えるにはどうすればよいのか?」と考えるうちに、大学で学んだ「方法学」を思い出したのです。
…人生には、その場その場の状況に応じた対処法を探り当てる「思想と忍耐」が必要であると。
『100歳時代を生き抜く力』は、前向きに生きていきたい方におすすめです。
100歳ずっと必要とされる人(福井福太郎さん)
100歳でもサラリーマンを続けられた福井福太郎さんが100歳のときに書かれた本です。
いつまでも働きたいラボにとって、とても参考になる本でした。
≪100歳ずっと必要とされる人 より≫
人間は自分の置かれた運命に従って、そこで頑張っていくしかないものなのです。与えられた運命のもとで、とにかく自分が精一杯できる努力をしていくしかない。
いつまでも働きたい方におすすめです。
学問のすすめ(橋本武さん)
灘高校で国語教師をされておられた橋本武さんが100歳のときに書かれた本。
人間にとって教育がいかに大事であるかを教えてくれる本です。
≪学問のすすめ より≫
人生には、大きな選択をすべき時期が何回かやってきます。
…私は、いつもいわれるがまま、されるがまま、流れに逆らわないで来ました。そしてその状況を潔く受け入れたら、あとはくよくよ考えず、目の前のことに一生懸命取り組んできました。今、百歳という視座から、自分の人生を振り返ってみると、「成り行き任せ」でなんと上手くいった人生であろうかと思います。
『学問のすすめ』は、学ぶことの大事さを知りたい方におすすめの本です。
人生をまじめに考えるきっかけになる本
管理人ラボには人生訓があります。
≪管理人ラボの人生訓の一つ≫
- 人の言葉は信じない。行動のみ信じる。
管理人ラボは人の言葉は信じません。
とくに、何の苦労もしてない人の言葉や、物事がうまく行っている人の言葉は信じません。
人間、調子がいいときはどんな良いことでもいえます。
しかし、実際に言ってることを行動にできてるかといえば、できてない人が多いと思います。
ですので、管理人ラボは人の言葉は信じずに行動だけ信じます。
ただ、管理人ラボが人の言葉を信じるときもあります。
管理人ラボが人の言葉を信じるときはどのようなときかというと『人の死が迫っているときの言葉』です。
- 人は死ぬ前には本当のことしか言わない
- 一番大事と思うことを人に伝えようとする
ラボはこのように思っています。
- 人生とは何か?
- 人生で本当に大事なことは何なのか?
死をまぢかにした方が語る言葉の中に、その答えがあると管理人ラボは思っています。
『人は死を前にして何を思うのか?』
ここでは、ラボが読んで勉強になった『人生をまじめに考えるきっかけになる本』をご紹介していきます。
後悔しない死の迎え方(後閑愛実さん)
看護師として1000人以上の看取りに接した後閑愛実さんがかかれた本。
本の中には、『死にゆく方の言葉、真実の言葉』がたくさんあったと思います。
自分の人生を本気で考えたい方におすすめの本です。
≪後悔しない死の迎え方 より≫
この本では、後悔しない看取りのためにできること、最後までの時間の幸せな過ごし方、延命治療についての考え方などを、私自信が遭遇したり見聞きした実例をもとに書いてみました。
「後悔しない死の迎え方」は、自分の人生を本気で考えたい方におすすめの本です。
死にゆく人の心に寄り添う(玉置妙憂さん)
看護師として多くの方の看取りに接してこられた玉置妙憂さん。
玉置さんは旦那さんが亡くなられた後、出家をされました。
そして、出家後、看護師と僧侶の活動をされています。
『死にゆく人の心に寄り添う』には、人に死が近づいてくると人はどのようになるのかが、分かりやすく、そしてやさしく書かれています。
玉置さんは文才があるようで、とても読みやすくユーモアのある文章でした。
≪死にゆく人の心に寄り添う より≫
本書ではまず、死にゆく人の体と心に起こることを見ていきます。人には個人差がありますが、基本を知っておけば、いざといういとき慌てずに済みます。
『死にゆく人の心に寄り添う』は、死にゆく人のために何ができるのかを知りたい方におすすめの本です。
死をどう生きたか(日野原重明さん)
『死をどう生きたか』は日野原重明さんが看取った方々の最後の姿が描かれた本です。
『死をどう生きたか』に登場する方々は、それぞれの世界でトップレベルにいた方々です。
それぞれの世界のトップレベルにいた方々は、死がまじかに迫ったときに何を思うのか?
一般の人々と違う想いを思うのか?
それとも、一般の人々と同じような思いを感じるのか?
『死をどう生きたか』はこの疑問にヒントを与えてくれる本です。
≪死をどう生きたかより≫
私は、生命や死の抽象論や、「哲学とは何か」「看護とは何か」を扱う概論的講義よりも、「死をどう生きたか」のリアルな姿を、そのまま示すことのほうが、より意義があると考え、真剣に演じられた人生と、その幕の閉じる場面を、主治医として、ありのままに書いた。
『死をどう生きたか』は人生で成功したといわれる方が「最後に何を思うのか」を知りたい方におすすめです。
看取り先生の遺言(奥野修二さん)
『看取り先生の遺言』は肺がんの専門医、そして、在宅緩和ケアの岡部医院の代表者であった岡部健 氏の病気発症から最後の言葉までが記載されている本です。
多くの方の看取りをされてこらえた岡部医師。
岡部医師の寿命が尽きるとき、岡部医師は何を思われるのか?
≪看取り先生の遺言 より≫
全くスイッチが入らない。スイッチが入らないと思考も停止して植物化していくんだ。…そのかわり、強い恐怖感もなくなってくる。人間って、動物に生まれて、最後は植物で死ぬのかなって思った。枯れていく植物に苦痛なんかないからね。こういうことは、元気なときに想像しても分からないだろうな。
ガン専門医として、看取り専門医として、死が迫る自分の気持ちを観察し続けた岡部医師。
『看取り先生の遺言』は、人間に生きる本質を知りたい方におすすめの本です。