ことわざ「出る杭は打たれる」の本当の意味とは|2つの続きもあり

「出る杭は打たれる」。

「出る杭は打たれる」はことわざですね。

ところで、「出る杭は打たれる」という言葉には、どんな意味があるのでしょうか?

また、「出る杭は打たれる」という言葉の続きはあるのでしょうか?

この記事は「出る杭は打たれる」という言葉についてまとめた内容になっています。

 

≪出る杭は打たれる≫

『出る杭は打たれる』の意味 『出る杭は打たれる』の続き① 『出る杭は打たれる』の続き②
目立つと邪魔をされる 出る杭は打たれる。しかし、出過ぎた杭は打たれない。 出る杭は打たれる。出過ぎると引き抜かれる。

 

「出る杭は打たれる」の意味と活用法|ことわざ

「出る杭は打たれる」という言葉は、昔から伝わっていることわざです。

辞書には「出る杭は打たれる」という諺(ことわざ)の意味について以下のように説明しています。

出る杭くいは打たれる
〔「出る釘(くぎ)は打たれる」とも〕
① 頭角を現す者はとかく他の人から憎まれ邪魔をされる。
② よけいなことをする者は他から制裁を受ける。
出典:https://www.weblio.jp/content/出る杭は打たれる

 

三省堂の辞書によると、

「出る杭は打たれる」には2つの意味があることが分かります。

「出る杭は打たれる」の2つの意味を要約すると、

「目立つと邪魔をされる」

ということになるのかなと思います。

 

「出る杭は打たれる」の2つの続きとは

「出る杭は打たれる」という言葉を調べると、

「出る杭は打たれる」という言葉には、いろいろな続きがあることが分かりました。

ここでは、「出る杭は打たれる」という言葉のいろいろとある続きから、2つの続きをご紹介します。

 

≪「出る杭は打たれる」の続き≫

  1. 出過ぎた杭は打たれない
  2. 出過ぎると引き抜かれる

 

「出る杭は打たれる…」だけど「出過ぎた杭は打たれない」

「出る杭は打たれるけど、出過ぎた杭は打たれない…。」

この言葉は、松下幸之助さんがいわれた言葉といわれてます。

松下幸之助さんは松下電機工業(現パナソニック)の創業者の方で、一代で世界的企業を作り上げられた方として有名ですね。

松下幸之助さんがどのような意味で、

「出る杭は打たれるけど、出過ぎた杭は打たれない」

といわれたのかは分かりません。

ご自身の経験からいわれた言葉なのかなとも思いますし、

また、色々な人の人生を見てきて、実感された言葉なのかなとも思います。

ただ、

出る杭は必ず叩かれるものだから、成功したければ叩かれながらも出過ぎる杭になる努力をしなさい

ということを松下幸之助さんは言われているのかなと思います。

 

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「出る杭は打たれる…」だけど「出過ぎるとひき抜かれる」

「出る杭は打たれるけど、出過ぎると引き抜かれる。」

この言葉は、先ほどの

「出る杭は打たれるけど、出過ぎた杭は打たれない」

という言葉と似たところがありますが、少し違う部分もあります。

「杭が出過ぎて引き抜かれる」ことが良いことなのか悪いことなのか、実際には分かりません。

しかし、

現状から飛び出したいときには、誰かに引っこ抜いてもらえるくらいまで目立たないといけない

のかなと思います。

ちなみに、この言葉は誰が言い始めたのかはよく分かりませんでした。

 

まとめ

「出る杭は打たれる」という言葉についていろいろと考えてきました。

「出る杭は打たれる」という言葉の意味には、「目立つと邪魔をされる」という意味があることが分かりました。

また、「出る杭は打たれる」という言葉の続きもあることも分かりました。

「出る杭は打たれる…」だけど、

  • 出過ぎた杭は打たれない
  • 出過ぎると引き抜かれる

人は自分の意志にかかわらず、「出過ぎた杭」になって叩かれることもあると思います。

もし、そのときに叩かれたくなかったならば、

「出過ぎた部分を引っ込める」か、または反対に、

「突き抜けるまで出過ぎる」という2つの道しかないのかも知れませんね。